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第26回 研究発表会

11月10日、第26回院内研究発表会が行われました。


第26回研究発表会1

 

1年かけてまとめた成果を発表する、一大イベントです。


第26回研究発表会2

 

各部署からの発表は療養上のケアについての身近な演題が多く、
その中には他部署と連携したものもあり、どれも興味深く、
日々の看護につながるものばかりでした。

 


第26回研究発表会3

 

特別講演では当院腎臓内科の及川医師より
「慢性腎臓病患者における重症化予防対策と腎代替療法」
の講義もありました。

 


第26回研究発表会4

 

毎日の忙しさのなかで、研究しまとめあげるのは大変でしたが、
自分たちも気づきを得、他部署の取り組みは刺激になります。

 

院長より、「他部署と連携した研究も有り、毎年、業務に活か
せていることが素晴らしい」との講評もいただき、有意義な1日
となりました。

 

 

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【軽井沢の晩秋】 2018年11月(第101回)

11月に入り、日中でも肌寒く感じることが
多くなってきました。
いよいよ冬の足音が聞こえてきましたね。
毎月様々な風景写真を届けて下さるK様より
今月の作品が届きましたのでご紹介します。

 


軽井沢の晩秋01

一昨年10月末、軽井沢はもう晩秋でした。
初日は曇天、夕方どしゃ降り、翌朝晴天でした。
雨上がり紅葉の浅間山の美しさは今でも思い出せます。

 


軽井沢の晩秋02

「石垣の石のどこかに虫の声」

小諸城址の石垣

 


軽井沢の晩秋03

「行く秋や雲に思ひを伝えをり」

手前は奇景の岩山で人気の妙義山と、後方に
北秩父連山が一望でした。

 


軽井沢の晩秋04

「ゆく秋の木々のざわめき聴くベンチ」

軽井沢町の碓氷山頂見晴台での紅葉

 


軽井沢の晩秋05

「秋色のただよふ湖畔めぐりけり」

軽井沢町真中にある「雲場池」の紅葉です。
曇天で一雨来そうな天気でした。

 


軽井沢の晩秋06

ソデグロヅルがナベヅルに交じって渡り?
金沢の写友からの鳥の写真です。

 


軽井沢の晩秋07

碓氷峠(めがね橋)上のトンネル跡

 


軽井沢の晩秋08

「散りながら光となれる紅葉かな」

軽井沢町の碓氷山頂見晴台での紅葉

 


軽井沢の晩秋09

「櫓門(やぐらもん)おもく開くや木の実降る」

上田城の大手門

 


軽井沢の晩秋10

「めがね橋登る足取り空高し」

碓氷峠鉄道施設「めがね橋」、急勾配のため
アブト式で登った旧鉄道跡。

 


軽井沢の晩秋11

移動途中、車を降りて浅間山を撮影

 


軽井沢の晩秋12

「この色を見に来し浅間の朝紅葉」

ホテルの朝テラスから庭の紅葉越しに、まだ
雲の取れきらぬ浅間山を望む。

 


軽井沢の晩秋13

「人文字の変りゆくやう紅葉山」

鬼押出しから浅間山を望むも、山頂は雲、山裾は
七色の黄葉模様でした。

 

 

秋から冬へと季節が移り変わるこの頃は
1日の寒暖差が大きく、体調を崩しやすい
季節でもあります。
これから年末にかけて、たくさんの楽しいイベントを
待っている方も大勢いらっしゃると思います。
風邪やインフルエンザを上手に予防して、元気に
今年を乗り切っていきたいですね。

 

 

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保育室「2歳児の製作活動」

絵の具を使ってのにじみ絵

 

好きな色を選んで折りたたんだ半紙の角に色を付けていきます。
広げるといろいろな模様が出来上がっています。
ドキドキ ワクワクの一瞬です。

保育室1

 

  
次は蛙を折り紙で折っていきます。
足のところは難しいようで「むずかしいな」「できない」などの
声が聴かれました。

保育室2

 

台紙に出来上がったにじみ絵で作った傘と折り紙で折った蛙に顔を描いて
貼っていきます。
子供達一人、一人に物語があって、蛙が傘の上にいたり
雨に濡れていたりしています。

保育室3-1


保育室3-2

 

完成した製作をみんなで見ながら、子供たちの物語を聞いていきます。
〇〇ちゃんの蛙は大きいね。笑っていたり、真剣な顔をしていたり
蛙に表情も生まれていました。
一人一人の作品にみんなが拍手して、、楽しく製作の時間を過ごしました。

保育室4

 

 

 

 

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介護予防講座「としとらん塾」

介護予防講座(実践編)を開催しました。
10/10(水)リハビリテーション科の清水科長を講師として、
佐倉市志津公民館 介護予防講座「としとらん塾」全5回の1回目にいってきました。

 

もともと佐倉市志津地区は地域活動に活発なところで、
コミュニュティクラブでは長年、中志津自治会の医療講演会を開催してきました。
その活動を見て、「公民館の活動に是非に」とお声をかけていただいたのがきっかけです。
集まった28人の方対象に「どのようにしたら健康寿命を延ばせるか」ということでまず、講義。

としとらん塾1

 

 

理学療法士ももう一名補佐として加わりその後握力測定、体組成チェックや立位バランスシート他を実施し、
各人の評価をしました。

としとらん塾2

 

次回までには各自にあった自主トレーニングを作成し配布の予定です。
身体測定ということで何よりも参加者の安全を第一に考え計測しましたが、
全5回を終了した時点でこの結果がどこまで伸びるか、大変楽しみです。

 

 

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【芒(すすき)】 2018年10月(第100回)

毎月様々な風景写真を届けて下さるK様の
作品展示が、今月で100回を迎えました。
K様の作品は院内のロビーや廊下等に展示して
おりますが、患者さんやご家族の方々からよく
「毎月楽しみにしています」とのお声がかかります。
長年に渡り、病院へ来られる方々の気持ちを
和ませて頂き、本当にありがとうございます。
K様の心温まるご厚意に、スタッフ一同深く
感謝しております。
それでは、記念すべき100回目の作品をご紹介します。

 


芒01

秋風に白い穂をなびかせる「すすき」は風情があります。
薄、尾花、などと俳句の秋の季語として多く詠まれています。
今月はこの拙い写真展示が100回を迎えました。
高齢の私には《余生いま風のままなる芒かな(福本徳恵氏の句)》
の心境で、過去に撮影した芒の写真を中心に秋の風物を
加えて展示しました。

 


芒02

金沢の友人からの鳥の写真です。(2枚)

 

ツグミ(鶇)、シベリア東部で繁殖し、秋、大群で飛来。
日本には約20種。

 


芒03

モズ(鵙、百舌)、雌雄別々に縄張りをつくる。
百舌鳥の速贄(はやにえ)。

 


芒04

アメリカ・テキサスでの(芒?)パンパスグラスです。
テキサスにも秋はあります。

 


芒05

「芒の穂稜線を撫(な)づ銀の風」

夕焼けと芒ですが、こちらはすすき色のままです。

 


芒06

「一山を軽く持ち上げ花芒」

夕焼けに映える芒、すすきも燃えて秋たけなわでしょうか。

 


芒07

「信濃路の旅の話や実むらさき」

軽井沢であった「ムラサキシキブの実」です。

 


芒08

「柴(し)折戸(おりど)の開くこともなし草の花」

外来種の嫌われセイタカアワダチソウ、すっかり定着秋景色に。

 


芒09

「風一夜大空秋の色となり」

印旛沼の畔(ほとり)で撮影した初秋のすすき、「秋空と芒」
秋の始まりです。

 


芒10

「振り向けば真後ろに立つ秋の影」

「夕空の芒」遠景2題(1)

 


芒11

「里山の夕日の中を秋が行く」

遠景2題(2)

 


芒12

行きつけのバーでワインを…、秋の夜長の風景でしょうか?

ご自身で撮られた写真にコメントや俳句を添え、
大判のパネルに仕上げて病院まで持ってきて下さる
K様は御年90歳になられます。
作成するにあたって色々とご苦労もあるかと
思われますが、今後の作品も皆楽しみにしております
ので、これからもよろしくお願い申し上げます。

 

 

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コミュニティクラブ「旅行会」

コミュニティの旅行会にいってきました。
今回も大型バスを貸し切って総勢36名の出発です。


旅行会1

 

心配な台風も過ぎ、秋晴れのさわやかな旅行日和です。

 

まずは今、世界が注目の「ひたち海浜公園へ」
入場すると、本日貸し切りのシーサイドトレインがお待ちかね。
さっそく、心地よい潮風を体じゅうで受けながら
海の見える丘、砂丘エリア、草原エリアと進み
キバナコスモス・パンパスグラス・すすきが緩やかに秋風に揺れます。


旅行会2

 

いよいよコキア、みはらしの丘へ到着です。
ここで一旦下車。
緑から赤へ色づきはじめたコキア。
まるで一枚の大きな絵画をみているよう。

旅行会3 旅行会4

 

公園内には大きな観覧車もありました。
空と海が一望できる景色を、今度はみてみたい・・・

 

次はお待ちかねのおひるごはん、大洗の森田屋さんへ
今朝は皆さん早起きでたっぷり動いたせいかお腹もぺこぺこです。
大きな器にたっぷりの海の幸、あさりのお味噌汁に季節の
果物。すべて完食です。
みなさんのアンケートでも花丸をたくさんいただきました。


旅行会5

 

次は那珂湊魚市場へ。
新鮮な魚が並び主婦の目は輝きます。
平日にもかかわらず、市場は威勢の良い声が飛び交っていました。

 

最後の訪問地、大洗のめんたいパークへ。
作りたての明太子の試食コーナーから“こてしらべ”。
作りたてはやっぱりひと味もふた味も違います。
明太ソフトクリーム・・美味しかったです


旅行会6

 

少し歩くと汗ばむ様な陽気でも
秋の日はつるべ落とし、バスの中も夕焼け色に染まります。
今日もまた帰りのごあいさつの時間となりました。

 

皆様のご協力により、一日の行程を無事に行うことができました。
今回の旅行にご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 

最後にいつも快く参加してくださるボランティアの方、
心より感謝申し上げます。

 

アンケートより
参加者の方半数が80代以上。
スタッフの対応は100店満点。 総合評価は90点の高評価をいただきました。
足元に不安のあるかたも、看護師同行のコミュニティバス旅行をとても楽しみにしていただいております。

 

 

 

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療養病棟での音楽療法

今回は患者さん、病棟助手、音楽療法士にインタビューを行いました。

 

<音楽療法に参加している患者さんに伺いました。>
Q:音楽療法は楽しいですか?
患者さん:はい。

 

Q:音楽療法の参加の頻度はどのくらいですか?
患者さん:毎回です。

 

Q:どんな音楽が好きですか?
患者さん:ジャズ、演歌、その他何でも楽しいです。

 

Q:音楽療法のどういうところが好きですか?
患者さん:すべてが楽しいです。

 

 

<病棟助手に聞きました。>
Q:患者さんとの関わり方はどのような感じですか?
病棟助手:患者さんに寄り添い、目線を同じくして会話をしています。
 肩や手に触れるなどして手拍子を取ることによって、患者さんの反応が良くなります。

 

Q:音楽療法に対して思っていることがあれば聞かせてください。
病棟助手:回を重ねると、これまで全く話すことのできなかった患者さんが話すことが
 できるようになり、また笑顔を見せてくれるようになりました。

 

<音楽療法士に聞きました。>
Q:療養病棟での音楽療法の感想をお願いします。
音楽療法士:月に何回かの音楽療法を行っていますが、この時間を楽しみに待っていて
 くださる方々がいらっしゃることは、私たち音楽療法士にとって大変嬉しいことです。
 音楽にはいろいろな力があり、患者さん皆さんにとって大きな助けになっていると思います。
 スタッフも患者さん一人ひとりに声をかけ、一緒に音楽活動をすることにより、さらに場を
 盛り上げて楽しい時間になっています。

 

 

 

音楽療法士は歌の年代に合った話をしたり患者さんが喜ぶ曲を選曲し自然と対話もはずみ、笑顔
がこぼれます。

音楽療法1

 

音楽に合わせて歌ったり、踊ったりして楽しんでいます。

音楽療法2

 

いつも楽器(私物)で、場を盛り上げてくれる。素敵な方です。

音楽療法3

 

フラダンスの手の動きの意味を教えてもらって、皆で動かしています。

音楽療法4

 

年に数回、ボランティアの方が来て下さいます。
患者さんと一緒になって歌や踊りで楽しい時を過ごしています。
(今回はフラダンスの先生が来てくれました)

音楽療法5

 

 

 

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消防訓練を実施しました

9月11日(火) 今年2回目の消防訓練を実施しました。

 

訓練内容は
・座学DVD研修
・院内にある消防設備説明
・水消火器実習
・消火栓の使い方
・消防訓練(初期消火・避難訓練)

消防訓練1

 


消防訓練2

 

発見者は「火事だー」と大きな声で知らせます。
非常ベルが鳴ると訓練でも緊張が走り、参加している職員は真剣な表情になります。


消防訓練3

 

訓練をしてみるといろいろなことに気がつき毎回勉強になります。(2F病棟)

 

 

 

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保育室「ピーターハウスの夏休み」

今年の夏は特に暑かったですね。そんな中たくさんの幼稚園児や学童の子供たちが登室しました。

 

①学習タイム
 学童は登室後、9時から宿題を始めます。
 上級生が下級生に勉強を教える姿も見られました。

保育室1

 

②朝の会
 朝の歌、挨拶で始まります。
 保育士から今日の活動を聴いたり
 今月の約束を、声に出して確認します。
 お天気や曜日を英語で、言ったりするときは
 ちょっぴり誇らしげな子供達です。

保育室2

 

③プール遊び
  夏ならでわのプール遊び。
  今年は、広場ができて広いところでプール遊びができました。
  水遊びが大好きな子供も、少し苦手な子供も
  全身に水を感じて、夏の日差しを浴びていました。
  バケツにジョーロ、水鉄砲なども使って
  夢中になって遊びました。

保育室3

 

④涼風の吹く日は、広場にも出ました。
  保育士の合図で元気に走り出しました。
  広い敷地を縦横無人に走り回って、流す汗は
  気持ちよさそうでした。
  麦茶を飲んでエネルギーをチャージすると
  「逃げろ~」「キャー」と楽しそうな声が響いていました。

保育室4.1


保育室4.2

 

⑤すいかわり
  いただいた大きなスイカ。
  夏休みの思い出にすいかわりをしてからいただく事にしました。
  タオルで目隠し。
  目隠しを怖がる子供もいましたが、
  すいかわりが始まると、みんなやる気満々。
  「もっと右右」「あー行き過ぎ」「あと一歩前」「頑張れー」
  あまりの声援の声の多さに、スイカを割ろうとしている子供が
  「うるさい~」と一言
  保育士たちが、思わず笑ってしまった場面です。
  小さなお友達もかわいいバットで参加しました。
  給食に出していただき、おいしくいただきました。

保育室5.1


保育室5.2

 

⑥給食
  暑かった夏にも子供たちの食欲は落ちることなく
  毎日、おいしく給食をいただきました。
  保育室で調理している手作り給食なのでとっても美味しく
  みんな大好きです。
  いつもの風景に幼稚園児や学童のお兄さん・お姉さんがいて
  なんだかみんな嬉しそうに食べていました。

保育室6

 

⑦午睡
  いっぱい食べて遊んだ後は、お昼寝タイム。
  どんな夢を見ているのでしょう。
  いい顔して、寝てくれます。

保育室7

 

  暑さにも負けず、ピーターハウスの子供たちは
  今年の夏も元気いっぱい、怪我もなく
  1か月の休みを過ごしてくれました。

 

 

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【新 涼】 2018年9月(第99回)

9月に入り、暑い季節にようやく区切りが
ついたように感じます。
とは言え、まだまだ残暑の厳しい日があります
ので、熱中症対策はお忘れなく。
毎月様々な風景写真を届けて下さるK様より
今月の作品が届きましたのでご紹介します。

 


新 涼01

残暑の中にも一幅の涼気を覚える季節になりました。
今月は京都嵯峨野のあちこちを思い出してみました。
私の印象として嵯峨野の地味な、或いはあまり
知られていない部分を選んだつもりです。

 


新 涼02

金沢の写友からの写真です。(2枚)

サメビタキ、中高地の針葉樹林に棲み、秋には
東南アジアへ。

 


新 涼03

モズ、秋によく見かけ、百舌鳥の速贄(はやにえ)
で有名。

 


新 涼04


新 涼05

天龍寺の裏門を出て、大川内山荘の方へ行く途中の
有名な竹林通り。

 


新 涼06


新 涼07

「蕎麦の花流る雲を映し咲く」

京都府南丹市美山町「かやぶきの里」の蕎麦畑です。

 


新 涼08

「この庭で出会ひし人と語る萩」

奥嵯峨「平家物語」悲恋の尼寺として知られる祇王寺、
苔庭が有名。

 


新 涼09

嵯峨野の化野念仏寺、境内に8,000体の
石仏・石塔群がある。

 


新 涼10

「穏やかな嵯峨野の秋の夕べかな」

嵯峨野、松尾芭蕉の弟子・向井去来の別荘として
使用されていた草庵。

 


新 涼11

大川内山荘は、嵯峨小倉山にある俳優大川内傳次郎が
別荘とした回遊式庭園です。

中秋の名月といえば十五夜のまんまるなお月様を
思い浮かべますが、実は必ずしも十五夜が満月とは
限らないということをご存知でしょうか。
月は新月の日から15日かけて満月になるのですが、
実際の満ち欠けの周期には14日~16日と振れ幅が
あるので、本当の満月との間には1日前後のズレが
生じるそうです。
ですので、十五夜当日だけでなくその前後の日にも
ぜひお月様を愛でてみて下さいね。

 

 

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