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【夏めく】2017年5月(第83回)

新緑の青葉が眩しい季節になりました。
爽やかな風の中、いつもより遠くまで
散策したくなりますね。
毎月素晴らしい作品を届けて下さるK様より
今月の作品が届きましたのでご紹介いたします。

夏めく01

気候も暖かくなり、自然や人々の装いにも
夏のきざしが見えてきました。
特に高齢者にとっては待ちに待った五月です。
田畑の様子や、この季節の花々を集めてみました。

夏めく02
 
「車椅子百万本のバラの中」

京成バラ園での撮影

夏めく03

「大棚田涼しく水の行きわたる」

房総鴨川市の「大山千枚田」の水を張った、田植え前の
景色です。

夏めく04

「植田はや風にも緑生まれたり」

草ぶえの丘の麓(ふもと)から印旛沼の間、鹿島干拓地の
田植え後の風景です。

夏めく05

「薔薇咲くや己の色を誤たず」

旧古河庭園での歴史ある薔薇の名花「ピース」です。

夏めく06

「ひと夜さの雨の錘(おもり)の花菖蒲」

「水郷潮来あやめ園」の花菖蒲です。
開花期は、あやめ は、4月中旬~下旬、
杜若(カキツバタ)は、5月上旬~中旬、
花菖蒲 は、5月下旬~6月中旬です。

夏めく07

「満開のつつじ社を隠しけり」

東京文京区の「根津神社の躑躅(つつじ)」です。
小高い丘がつつじで埋もれて神社の鳥居も
見えなくなるほどです。

 

5月は新茶の季節でもあります。
「八十八夜」とは、立春から数えて88日目とされる
5月2日頃の事で、この日に摘んだお茶を飲むと
1年間無病息災でいられるとか。
美味しい新茶で元気をもらい、
毎日楽しく過ごしたいですね。

 

引き続き、セントマーガレット病院 ホームページもご覧ください。