・外遊び
土の中、芝の中、道路にも?
子供たちは宝物探しが大好きです。一番の人気はダンゴムシ!!
持ち帰りたいと切に願う子供が毎年います。どうしたものやら・・・
砂場では3歳と4歳のお兄さんがせっせと何かを作っています。
想像力も豊かになり、何が出来上がるか小さな子供達と一緒に
楽しみに見守りました。
ボランティアの榎本です。
お身体の状態によっては、あまり声が出せない方もいらっしゃいます。
その様な状況にあっても、元来お話し好きな方は話題に溢れ、
エネルギッシュに会話を楽しんでくださいます。
内容の全てをくみ取るのは難しい場面もありますが、心がけているのは、
しっかり目を見て頷くことと聞き取れたワードやセンテンスを復唱
することです。話が相手に伝わっているとわかると、ご本人も笑顔が
増え会話が弾みます。
やっと聞き取れた「キャベツ」「キュウリ」「ニンジン」「一晩つける」
というキーワードから、「キャベツとキュウリの一夜漬けはよく聞くけれど、
ニンジンも入ると彩りが良くなっていいですね、◯◯さんはお料理が
お好きなのですか?」等、こちらがワードを組み立てることによって
会話が盛り上がるケースも多々あります。ですので、私は全身全霊で
患者さんの言葉に耳を傾け、語る唇を見るようにしています。
私の姿を見るなり、酸素マスクになっても必死で話そうとされる方が
いらっしゃいました。「苦しいね、今日は無理に話さなくても大丈夫ですよ、
側にいます」と伝えると、頷き、「ありがとう」と2回、私の目を見て
はっきりと唇を動かしてくださいました。忘れられない大切な思い出です。
同時にボランティアといえど、役割の重みを感じる瞬間でもありました。
一回一回が真剣勝負。
今日も私は患者さんの言葉に、耳と目と心で寄り添います。
1歳児のこいのぼりの作品です。
絵具を使って、うろこをペタペタとスタンプしました。
出来上がった作品が気になって、なかなかカメラを見てくれない
男の子たちと「〇〇君こっち向いて」という会話が続きました。
大騒ぎの撮影時間となりました。
2歳児は女の子のこいのぼりです。
自分で選んだこいのぼりの色にクレヨンを使ってはじき絵をした
うろこを付けました。
選んだ色合いは淡くて、優しい色で笑顔が似合うこいのぼりです。
2歳児になると自分の作品と、友達の作品の違いが分かってきます。
ちらりと隣の作品を気にする目線が、かわいいですね。
3歳、4歳、5歳児の五月の製作は勇ましい兜です。
これも自分でカラーコーデしています。
それぞれの好きな色に個性を感じます。
強いことやかっこいいことに憧れがあったり、大好きな恐竜や、
車に深い関心をもって、大人顔負けの知識を披露してくれることも
ある3歳、4歳、5歳児達は小さい子供たちのお手本になって
くれています。
・キャロットハント
ウサギになって探すのは大きなニンジンと小さなニンジン。
毎年ピーターハウスでは、4月の春の庭でニンジンを探します。
ポン菓子の入ったニンジンは大と小。
1歳児2歳児は庭をうろうろしてはいるものの、探すって何?
見つけるって何?とウロウロしています。
一人がニンジンを手にすると、一斉にいろいろな場所から
ニンジンを見つけてきます。
ウサギのカチューシャを苦手とする子供もいましたが、
ニンジンを見つけるのは一生懸命でした。
見つけた時の笑顔や、不思議な顔(何だろう?)が、それぞれ
とっても輝いて、可愛らしくて、思わずファインダー越しに
笑顔になってしまいました。
幼稚園児や小学生になると、少々様子が変わります。
見つける早さや、ニンジンの大きさが大切になってきます。
より早く、より大きなものを探そうと、我先にと庭を駆け回り、
探し回ります。
狭いところではすぐに見つけ出されてしまうので、幼稚園児や
学童は、イングリッシュガーデンでキャロットハントを行います。
みんながニンジンを見つけたところで、記念撮影となります。
1歳児や2歳児は写真を撮るより見つけたニンジンが気になって、
なかなか前を向いてくれませんでした。
3歳児、4歳児は午後の西日の当たるイングリッシュガーデンで
ニンジン探し。
全員が大きなニンジンを見つけ出して、Vサインでした。
昨夏より傾聴ボランティアとして月3回程度お邪魔させていただいております。
榎本と申します。
故郷のこと、家族のこと、かつての仕事のこと・・・語るその人の目は輝きます。
その輝きの奥に、歩まれてきた人生の重み、人の命の尊さを覚えます。
今日元気だった人が、来週も元気だとは限りません。
決して長くはない持ち時間ですが、笑顔でお話ししている「今」が、
かけがえのない「今」であることを意識して、毎回活動に取り組んでおります。
ボランティアといいますがこちらこそ、いつも目には見えない大切なものを
いただいているのです。
次回からは活動での気づきを少しずつご報告してまいります。
・お別れ会(3月28日)
朝から雨がパラついている日でしたが、気温は初夏のようで、
今年初めてクーラーを使用しました。
子供たちと歌ったり、新一年生が手話を披露したりしました。
ピーターハウスの一年を振り返る保育士たちのパフォーマンスは、
子供たちに大人気でした。新中学3年生と新高校1年生のお姉さん
二人も駆けつけてくれて写真を撮ったり手伝ってくれました。
会の最後はみんなで♪友達賛歌を歌って踊り、新小学生と
新幼稚園児が、一人一人拍手いっぱいの中、花道を退場していきました。
新小学生は、保育士手作りのメダルやアルバムを持ち帰ります。
お別れ会の後は、バイキング給食!
みんなが目をキラキラさせて、食べるものを選んでいました。
食べすぎでは?と少々心配にもなりました。
・ミニ運動会(3月26日)
夏日になろうかという春の日に、みんなで多くの競技を楽しみました。
フープでボールを運ぶときには、慎重にボールを見つめながら運んでいく子。
運んでいるつもりでも、ボールを置いて行ってしまう子がいて、
応援しているみんなも「ボール・ボール」と大きな声をかける様子は、
ピーターハウスらしさを感じられて、ほっとする場面でした。
ビーチフラッグでは、小さいお友達は笛に合わせて走り出し、
幼稚園児が後ろ向きからのスタート、学童は寝転んだ姿勢から
スタートとなりました。
みんな旗をめがけて猛ダッシュ。
地面に刺した旗がなかなか抜けなかったりするシーンにも
応援する子供たちの歓声があがっていました。
学童VS保育士でカメのプールの中に靴飛ばし。
距離を定めた靴飛ばしは難しかったようで学童も、保育士も
苦戦を強いられていました。
小さな子供から学童まで短い時間でしたが、たくさんの笑顔が
見られました。
久しぶりに学童たちの楽しそうな声が広場に響き渡っていました。
その他の競技も、みんなが応援しあう姿は、とても素敵でした。