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フォトギャラリー「第72回 梅雨」

6月に入りました。
生き生きとしている水辺の草花たちが梅雨入りが近い事を告げているようです。
K様より今月の作品が届きましたのでご紹介いたします。


梅雨1-1
6月10日頃には入梅となり、1ヶ月余のじめじめした雨季がやってきます。
東アジア一部の現象のようですが鬱陶しい時期とされています。この頃の花鳥です。

 

 

 

 

 

 

 


梅雨1-2
「思ひ切りズームアップの巣立ち鳥」

 

珍鳥ヒメイソヒヨです。

 

 

 

 

 

 


梅雨1-3
「雉(きじ)啼(な)くや荒れし谷津田の風やさし」

 

印旛沼の畔にも雉がいます。

 

 

 

 

 

 

 


梅雨1-4
「牡丹の咲く待つ長さ散る速さ」

 

東洋の花、牡丹もぼつぼつ終わりです。

 

 

 

 

 

 


梅雨1-6
「鳥の影虫の影とび池涼し」
この時期印旛沼には、菱が一面に張って夏らしい水面となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

水芭蕉、カラーの事
ミズバショウは、サトイモ科ミズバショウ属の多年草。
この属の植物は、仏炎苞(ぶつえんほう)や葉が美しいものがあり観葉植物として栽培されるものがあり、園芸ではカラー(calla)またはカラーリリー(calla lily)と呼ばれる。

 


梅雨1-7
「スパティフィラム(北米産)」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


梅雨1-8
尾瀬に咲く水芭蕉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


梅雨1-9
「カラー咲く水面に近く空近く」

 

カラー、交配園芸種で色も種々あるようですね。

 

 

 

 

 

 

 


梅雨1-10
「門入ればまた門のあるバラアーチ」

 

5月中旬から咲き始めた薔薇の季節も後半に入り、京成バラ園の蔓バラです。

 

 

 

 

 

「梅の熟す時期の雨」なので「梅雨」と呼ばれるようになったという説があるそうです。
何かと鬱陶(うっとう)しがられる「梅雨」の時期ですが、出来上がりを想像しながらの梅干しや梅酒、梅シロップ作りは、この時期ならではの楽しみですね。